❶ First Step
当科の専門研修プログラムに参加する前に、3年間の小児科専門医研修プログラム( https://www.fmu.ac.jp/home/pediatrics/styled-6/)に参加いただき、小児科専門医取得を目指して頂きます。
❷ Second Step
小児科専門医を取得後は、サブスペシャリティ研修として小児腫瘍内科小児血液・がん専門医コースで研修を受けます。この期間に大学院に入り学位取得も可能になります。
1. 研修対象者
小児血液・がん専門医を志す小児科医(小児科専門医取得後)
*1小児科専門医取得前であっても研修は可とする、その場合は小児血液・がん専門医 取得に必要な小児科専門医を取得するための準備を並行して行う。
*2小児血液・がん専門医の申請には「がん治療認定医」もしくは「血液専門医」の資 格が必要であるため、それらの資格を取得するための準備を並行して行う。
2.研修期間 原則として3年間
3.一般目標(GIO)
小児血液疾患および小児がんの子どもたちに質の高い専門医療を提供するために、小児 血液疾患および小児がん領域に関する幅広い知識と十分な経験および錬磨された技能を 習得した医師を育成する。
4.指導医
研修責任者 | 佐野秀樹(小児腫瘍内科教授) |
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小児腫瘍内科 | 佐野秀樹(小児科専門医・指導医、小児血液がん学会専門医・指導医、がん治療認定医、 血液専門医・指導医、造血細胞移植認定医) 望月一弘(小児科専門医、血液専門医・指導医、造血細胞移植認定医) 高橋信久(小児科専門医、がん治療認定医、小児血液がん学会専門医) 藁谷朋子(小児科専門医、血液専門医、小児血液がん学会専門医) |
小児科 | 赤井畑美津子(小児科専門医、血液専門医、小児血液がん学会専門医) |
5.プログラムの特徴
当科においては血液腫瘍のみでなく、脳腫瘍、骨軟部腫瘍、眼腫瘍も含めた固形腫瘍、造血細胞移植、非腫瘍性血液疾患などの症例も豊富で、関連診療科との連携も良好で、単一施設において包括的に小児血液がんの研修ができるのが特徴です。また、福島県において唯一の小児血液がんの治療施設であるため、診断から治療、治療終了後のフォローアップ、緩和医療、終末期に至るまでの各段階の治療を経験できます。 また、難治性造血器腫瘍に対するハプロ移植のような先端的な移植治療の研修も行っています。

様々なニーズに合わせて充実した教育・研修が可能
あらゆる医療機関からの研修を募集