福島県立医科大学 小児腫瘍内科
Fukushima Medical University
福島県立医科大学小児腫瘍内科では福島県内で発症する小児血液・がん患者、また、全国の再発、難治性の小児がん患者さんを診療しています。
包括的に小児血液がんの研修ができ、難治性造血器腫瘍に対するHLA半合致移植のような先端的な移植治療の研修も行っています。
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郡山東高校の生徒の皆様がレモネードスタンドの売り上げを寄付してくださることになりました。郡山東高校からは昨年も寄付を頂いておりとてもありがたいことです。寄付そのものもうれしいのですが、多くの皆様に「小児がん」に興味を持っていただくきっかけになることがとても重要だと感じています。本当にありがとうございます。

24日(土)に第8回福島県こどもの感染症研究会が開催されます。小児科、小児腫瘍内科、耳鼻科、小児外科との合同開催です。今回は特別講演に東京科学大学小児科の高木教授をお招きしました。病原体側ではなく、宿主側の免疫や防御機構の異常、さらにはそれらの異常と腫瘍の発生について素晴らしいお話をいただけると思います。研究だけではなく臨床面でも素晴らしい業績がある先生ですので若い先生方はぜひ参加下さい。

仕事柄、こどもさんを亡くされた多くの方をみて来ました。皆さん深い悲しみを抱えつつ、その後の人生を歩まれています。私がそのようなご家族にお会いできる機会はほんの少しですが、大切な人を亡くされた皆方にぜひ読んで頂きたい本です。また、中原中也の春日狂想という詩も紹介させて頂きます。
愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。
けれどもそれでも、業ごふ(?)が深くて、
なほもながらふことともなつたら、
奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。
愛するものは、死んだのですから、
たしかにそれは、死んだのですから、
もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、
奉仕の気持に、ならなけあならない。
奉仕の気持に、ならなけあならない
#グリーフケア
#小児がん
#中原中也
#子供の死と向き合う

日本小児がん心理・教育ワーキンググループのパンフレットが完成しました。聖路加国際大学の佐藤聡美先生を中心にまとめられた小児がん治療の晩期合併症としての認知機能障害を項目ごとに分かりやすく整理して、学校生活における注意点を記載した素晴らしいパンフレットです。私もアドバイザリーボードとして名前を加えて頂きました。認知機能については、小児がんの長期フォローアップにおいて大きな課題だと思います。必要な患者さんには検査も含めて小学校低学年から適切なサポートを受けられるように今後もいろいろ考えていきたいと思います。そのためには医師のみでなく、看護師さんや臨床心理士さん、OT、ST、言語聴覚士、学校の先生など多職種の連携が必要なのです。
#小児がん
#小児がんサバイバー
#晩期合併症
#認知機能障害
#認知機能検査
#支援学級

当科前教授の菊田敦先生が保原中央クリニックの医院長に就任されました。地域医療に貢献されるとのこと素晴らしいと思います。なお、福島医大病院での週1回の長期フォローアップ外来は継続して頂いております。

昨年10月5日(土)・6日(日)に開催された本学の第10回光翔祭では、記念イベントとして、社会貢献活動として「レモネードスタンド」が行われました。レモネードの売上金201,398円は全額、当院小児腫瘍内科に寄付されました。レモネードスタンドには、外来通院中の患者さんも顔を出していました。小児がんのことをアピールできたのは大きな功績だと思います。本当にありがとうございました。

造血細胞移植後のワクチン接種の助成を実施している市町村が増えてきました。お住まいの市町村のHPで確認して頂くとご自身のお住まいの市町村で助成が可能かどうかがわかります。全部接種すると15万円ぐらいかかりますので、大きな支援になると思います。私がみている患者さんでも、助成を受けてワクチン接種する方が増えてきました。町や村では対応していないところも多いので、確認が必要です。

インスタグラムを開設して1ヶ月で300フォロワーを達成できました。これからも小児がんや小児血液疾患の情報を発信していきます。この分野に興味を持った医学部学生さんや研修医の先生がいましたら連絡をお待ちしております。



