福島県立医科大学 小児腫瘍内科
Fukushima Medical University
福島県立医科大学小児腫瘍内科では福島県内で発症する小児血液・がん患者、また、全国の再発、難治性の小児がん患者さんを診療しています。
包括的に小児血液がんの研修ができ、難治性造血器腫瘍に対するHLA半合致移植のような先端的な移植治療の研修も行っています。
ご寄付のお願い
未来を担う子供たちにご支援、
ご協力をお願い申し上げます。
最新情報
福島県立医科大学 小児腫瘍内科公式フェイスブック
更新中
福島県立医科大学 小児腫瘍内科公式インスタグラム
更新中
8月24日(日)に小児がん経験者の交流会を行います。対象は高校卒業以上の年齢の方になります。小児がん経験者には横のつながりがあまりないため、孤独感を抱えていたり、他の人には理解できないような悩みを抱えている人も多いと思います。難しい話はありませんので、この投稿をみて興味を持たれた方はぜひ参加をお願いします。QRコードを読み取ると申し込みができます。福島医大以外の施設で治療を受けた方の参加も歓迎いたします。また、対象となる方が知り合いにいた場合には情報を共有いただけると幸いです。

本日退院のお子さんから切り絵作品を頂きました。デザインは本を参考にしたとのことですが、これを切り抜くのは至難の業です。しかも、化学療法中に作ったとのことでしたので頭が下がります。早く普通の生活に戻れるといいですね!

郡山東高校の生徒の皆様がレモネードスタンドの売り上げを寄付してくださることになりました。郡山東高校からは昨年も寄付を頂いておりとてもありがたいことです。寄付そのものもうれしいのですが、多くの皆様に「小児がん」に興味を持っていただくきっかけになることがとても重要だと感じています。本当にありがとうございます。

24日(土)に第8回福島県こどもの感染症研究会が開催されます。小児科、小児腫瘍内科、耳鼻科、小児外科との合同開催です。今回は特別講演に東京科学大学小児科の高木教授をお招きしました。病原体側ではなく、宿主側の免疫や防御機構の異常、さらにはそれらの異常と腫瘍の発生について素晴らしいお話をいただけると思います。研究だけではなく臨床面でも素晴らしい業績がある先生ですので若い先生方はぜひ参加下さい。

仕事柄、こどもさんを亡くされた多くの方をみて来ました。皆さん深い悲しみを抱えつつ、その後の人生を歩まれています。私がそのようなご家族にお会いできる機会はほんの少しですが、大切な人を亡くされた皆方にぜひ読んで頂きたい本です。また、中原中也の春日狂想という詩も紹介させて頂きます。
愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。
けれどもそれでも、業ごふ(?)が深くて、
なほもながらふことともなつたら、
奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。
愛するものは、死んだのですから、
たしかにそれは、死んだのですから、
もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、
奉仕の気持に、ならなけあならない。
奉仕の気持に、ならなけあならない
#グリーフケア
#小児がん
#中原中也
#子供の死と向き合う

日本小児がん心理・教育ワーキンググループのパンフレットが完成しました。聖路加国際大学の佐藤聡美先生を中心にまとめられた小児がん治療の晩期合併症としての認知機能障害を項目ごとに分かりやすく整理して、学校生活における注意点を記載した素晴らしいパンフレットです。私もアドバイザリーボードとして名前を加えて頂きました。認知機能については、小児がんの長期フォローアップにおいて大きな課題だと思います。必要な患者さんには検査も含めて小学校低学年から適切なサポートを受けられるように今後もいろいろ考えていきたいと思います。そのためには医師のみでなく、看護師さんや臨床心理士さん、OT、ST、言語聴覚士、学校の先生など多職種の連携が必要なのです。
#小児がん
#小児がんサバイバー
#晩期合併症
#認知機能障害
#認知機能検査
#支援学級



